病人になれない病人の苦しみと悟りの境地
人は誰しも「病老死苦」からは逃れられない。どんな偉人でも大金持ちでも
貧乏人でも。もちろん病人でも。誰でもである。
但し、現実問題として生きてるうちはいろいろな格差がある。
金持ちはいい家に住み、豪華な暮らしをし、先生と言われる政治家や
医者、弁護士の方々。代々、金持ちの家に生まれた子息。
金があれば病気になっても、名医と言われる医者にかかり、保険適用外の手術や薬を使い治療をする。もちろん治癒率は高いだろう(推測)


d34626485c9c5ef3b18748050d9ba692_mそして治癒すれば元の贅沢な暮らしをする。一部の方々の話だろうが。
しかし、今の日本の一般人も世界的にみて、相当いい生活ができてる国であろう。感謝しよう。恐らく7割がたが一般人として支障のない生活を毎日しているのだろう。その時が来るまでは・・・。
だが、中身は・・・。誰かが言っていたが、一病息災。
どこか悪いのは生きていればあたりまえだろうと。しごくごもっとも。
そしてそれは年齢に関係なくおきている。
外に出るとよくわかる。道路工事の交通整理、掃除、介護などの仕事をなさっている方々の年齢の高さ。もう、ご老人といってもいい年齢の方々がたくさん働いていらっしゃる。一般の方々も同じである。が、当然健康ではないだろう。
医者に通い薬を飲みながら、また働いて治療費を稼ぐ。笑える話である。
国は、働けるうちは働けという。当然の如く。ごく一部を除いた国民全員に。
誰がこんな国にしたのだろう?。
もちろん誰でもが知っているだろう。今までの政治家と官僚である。豪華な生活をしながら国民たちに働けと。今でも・・・。
そして、税を上げ一般人にも、もっと働いて国に貢げと。施しはどんどん減らすぞ、
さて、本題である。(前置き長い 笑)
私は現在病気である。医者がそういうのだからそうなのだろう。しかしおかげで難病と言われるものはひとつもない。幸運である。
ほんの細かい病気を八つ持っているだけだ。
薬は、朝晩14種類プラス発作時の薬が3種類飲んでいる。
20分も歩けば時として歩けなくなる。めまいで昏倒も何度もした。原因は不明。
なかなかスリリングな人生だ。なかなか体験できるものではない。
まぁ、もう年も年なのでお迎えがきても喜んで逝くつもりである。
ただ、困ったことはお迎えが来るまでの生活費や治療費。借金の返済。
お役所の話ではどうにもできないと何度か断られた。
と、ここまで書くとそんなものくらいでこんなことを書くなよ。世の中にはもっと大変な人は沢山いるんだとおっしゃる方も多いだろう。
その通りである。


私の言いたいことは自分の最後の気持ちである。
死ぬのはしょうがない。貧乏もしょうがない。病気もしょうがない。
どうしようもできないのだから。ジタバタしてもしょうがないのである
でも、私は誰かにこの稚拙な文章を読んでもらいたかったのだ。
私の座右の銘は「なるようにしかならん」である。
だから現状について文句を言うつもりはない。なるようにしかならんのだから。
まさに誰にでも訪れる「病老死苦」
もし、この文が他人の目に止まるようなことがあるならば、せめてその方は
私よりマシだなと思える方でいてほしい。

氏名: 老虎
投稿者年代:60代
性別:男性
居住:東京都