人には多くの語り尽くせなかった想いがあります。兄弟や家族に、友人に、別れた恋人に。たとえば本サイト主宰者には、語りたくても語れなかった想いが、たくさんあります。
それらの方々に対して、別離の際に語りたくて語れなかったあなたの思いは、いつまでも心の片隅に残って、あなたを後悔させたり苦しめたりするのです。このサイトは、そんな思いを、匿名で吐き出していただくために設置しました。
人に知られたくないような話でも、匿名で投稿すれば、案外気が晴れるものです。もちろんたまたま伝えたい相手が、その投稿を読んだ時には、匿名であったとしても、何かしら感じるものがあるかもしれませんが。
そしてここでは、自分一人のものにしておくにはもったいないという話も、投稿していただけます。投稿できる話の分野はいろいろありますので、どうぞご自由に投稿をお願いします。
なお、投稿された内容は人物や地域が特定され、投稿者に迷惑がかかる事のないように、場合によっては事務局裁量で変更する場合があります。
それとお約束ですが、匿名の投稿は、こちらで公開い致します。また場合によっては、マスコミからの問い合わせ時に提供したり、書籍化もできれば(これはまあ夢ですけど)と思っています。そんなことができれた場合には、その書籍を掲載されたあなたにも差し上げます。
本サイトの設立背景は、上記のようなものなのですが、もう一つの背景として、主宰者が運営している「あげくだ掲示板」の、もう一つの姿という側面もあります。ご存じの方も多いと思いますが、「あげくだ掲示板」は、不要となった商品を、希望者に差し上げたり、もらったり出来るサイトです。略してあげくだといいます。あげくだは10数年前にひっそりと誕生し、その後少しずつ会員を増やしてまいりました。厳しい会員管理のためか、他の類似サイトに比較するとゆるやかな成長ではありました。しかしそれは、提供されるモノは、単なるモノではなく、元の持ち主にとっては、時間を共有した思い出とも言える存在だということを、あげくだでは大切にしていたからなのです。
単に「不要なものを他人にさし上げてそれでおしまい」というドライな関係を求める会員もいらしゃいますが、t一方では提供者が決まってから最後の別れをするような会員もいらっしゃいます。つまりあげくだでは、心を大切にしてきたかったし、それがあげくだの大きなポイントでもあると考えているのです。一方で誰かに語りたくても語れなかった想いは、捨てることも出来ませんし、忘れることもなかなか出来ません。ならば、そのような心の痛みを伴う、心の叫びを同じような体験を持つ、仲間に共有していただき、共感という薬をかわりにいただければと、考えるようになったのです。あげくだがモノの提供サイトであるとするならば、lost-messageは、心の提供サイトとでも言えるでしょうか。ある人は、「言霊の除霊所」と、言ってくれました。
古来日本人は、言葉を大切にする民族です。言葉には不思議な力が備わっています。人を罵ったり、羨んだり、悲しませたり、幸せにしたり、使い方によって、様々な影響を相手に与えるものです。先にも言ったように、つえられなかった言葉は、そのまま澱のようにあなたの心を占領しているのです。ここに登場する投稿は、利用者の人生の瞬間です。共有したくない内容もあれば、今のあなたに参考となる言葉もあるでしょう。いろいろな人の心の襞を読み取り、あなたの人生の参考書にして下れば、光栄です。
lost-message 主宰者 (わかりにくい説明でごめんなさい)
詳しくは投稿規定などを御覧ください。