ある出版系の会社の制作スタッフ時代の話。
新人営業マンからの取材と商談動向を頼まれた。
入社してまだ1ヶ月足らずの研修中とはいえ、なかなかの熱血漢。
会社から歩いていける場所だというので話を聞きながら行った。
途中しきりにほっぺたをさすってるから、どうしたのかなとは思ったが
初受注がかかっているから興奮しているのかなと。
さて、クライアントに到着。担当の方は年配で温厚そうな方だった。
新人営業マン君、もう相当に興奮状態で、説明とプレゼンを機関銃のように始めた。
担当の方も、熱心で質問をはさみながらだったので
「これは、いけるな」と。
プレゼンも終盤、契約書を交わす段になって
新人君、大声で「ありがとうございます」と叫んだら
何かが口の中から、ポロリ。
契約書の上に血の付いた070305「歯」が一本ころがった。
お茶を交換にきた女子事務員さんと、担当者もフリーズ。
と同時に、大爆笑・・・・

 

氏名: 熱烈営業マン
投稿者年代:30代
性別:男性
居住:北海道